ガス給湯器のエラーコード一覧と対処法|よくある111・140・632の原因は?
給湯器のリモコンに突然「111」「140」「632」なんてエラーコードが出て、お湯が出なくなった——そんな経験ありませんか?
焦りますよね。でも慌てなくて大丈夫。エラーコードは給湯器が「ここが調子悪いよ」と教えてくれているサイン。この記事では、よくあるエラー番号の意味と、自分で対処できる範囲・業者を呼ぶべき範囲を解説します。
まずやること:リセット操作

どのエラーでも、まずはリセットを試しましょう。一時的な誤作動なら、これで直ります。
- リモコンの「運転スイッチ」をOFF→10秒待ってON
- それでもダメならコンセントを抜く→1分待つ→差す
- ガス栓・給水栓も開いているか確認
これで直ればラッキー。直らなければ、エラーコードから原因を探ります。
よくあるエラーコード一覧
111(点火不良)
「お湯を出そうとしたけど点火できない」エラー。原因の多くはガスの供給不足です。
- ガスメーターがロックされていないか確認
- ガス栓が開いているか確認
- プロパンなら残量確認
ガスメーターの復帰ボタンを押すと直ることが多いです。地震・長時間使用でロックされるのは安全機能なんですよ。
140(過熱防止作動)
給湯器が異常に熱くなって、安全装置が働いたサイン。給湯器内部のトラブルの可能性が高く、業者対応必須です。
632(追い焚き配管の異常)
追い焚き機能使用中に出るエラー。浴槽の水位不足か、追い焚き配管の詰まりが原因。
- 循環口の5cm以上、水が入っているか
- 循環口フィルターにゴミが詰まっていないか
その他よく見るコード
- 11:点火不良(111と同じ扱い)
- 12:途中失火
- 101:空だき防止
- 290:中和器の異常
- 561:ファンモーター異常
- 888:点検時期のお知らせ(故障ではない)
🔍 エラーコード別・対応早見表
エラーコードを見たら、まずは自分で対処できるか/業者案件かを見極めるのが先決。以下の早見表で、優先度も含めて一気に判断してください。
| コード | 症状 | 自分で対処 | 業者案件 | 優先度 |
|---|---|---|---|---|
| 111 / 112 | 点火不良 | ガス栓・電源リセットで復帰することあり | 3回以上再発なら点検 | 🟡 中 |
| 140 | 過熱防止作動 | フィルター清掃・通気確保 | 頻発するなら熱交換器故障の可能性 | 🟡 中 |
| 173 | 凍結防止作動 | 屋外配管の解凍待ち | 春に再発するなら配管要確認 | 🟢 低 |
| 290 | 中和器満水 | ❌不可 | 中和器交換が必要 | 🔴 高(放置で本体故障) |
| 632 | 循環不良・落水 | 追い焚き配管のエア抜き | 症状継続は熱交換器・ポンプ故障 | 🔴 高 |
| 888 | 点検時期通知 | お知らせのみ | 使用年数要チェック(8年以上なら要検討) | 🟢 低(情報扱い) |
| E・Error 点滅 | 制御基板エラー | ❌不可 | 基板交換(3〜5万円)or 本体交換検討 | 🔴 高 |
判定のポイント
- 🟢 低:情報通知・一時的な症状。リセットで様子見OK
- 🟡 中:自分で対処可。ただし繰り返すなら業者へ
- 🔴 高:放置すると二次被害。即業者対応(修理 vs 交換で5万円以上差が出ることも)
🔴の症状は判断を誤ると数万円〜十数万円の差が出ます。次のH2「自分で対処できる範囲」で詳しく見ていきましょう。
自分で対処できる範囲
- ガスメーター復帰・ガス栓確認
- リセット操作
- 循環口フィルター清掃
- 給水栓の開け直し
業者を呼ぶべきケース
- リセットしても同じエラーが繰り返し出る
- 140番台・500番台・600番台(内部部品の故障)
- ガス臭い・水漏れがある
- 10年以上使用の給湯器
特に10年超の給湯器は修理費より交換費の方がトータルで安くなるケースがほとんど。無理して直すより、思い切って交換を検討しましょう。
修理・交換費用の目安
- 基板交換:2〜4万円
- ファンモーター交換:3〜5万円
- 本体交換(給湯専用):10〜15万円
- 本体交換(追い焚き付き):15〜25万円
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よくある質問(Q&A)
Q1. エラーコードはリセットすれば直る?
一時的な誤動作なら電源OFF→ON(またはリモコンのリセット)で復帰します。同じコードが1日に2回以上出るなら故障の可能性が高いので、ガス・水・電源の再確認をしたうえで業者を呼んでください。
Q2. 保証期間内なら修理費は無料?
メーカー保証(通常1〜2年)なら部品代・技術料ともに無料が基本。延長保証(5〜10年)に加入していれば出張費も含めて無料のケースが多いです。ただし、凍結や落雷など「使用者責任」と判断されると保証対象外になります。
Q3. 修理と交換、どっちが得?
目安は「使用年数10年 × 修理見積5万円以上」。10年超かつ修理費5万円を超えるなら交換が正解です。修理しても他の部品が次々壊れる「もぐら叩き」状態になりがちで、結局交換費用以上にかかってしまいます。
Q4. お湯が完全に出ない。今すぐできる応急処置は?
①ガス元栓の開栓確認 → ②給湯器のブレーカー・コンセント確認 → ③水道の止水栓確認 → ④リモコン電源OFF→ON → ⑤30分放置(凍結解除)。それでもダメなら業者コール一択。冬場は凍結破裂の可能性もあるので早めに連絡してください。
まとめ
エラーコードは給湯器からの大切なサイン。まずはリセット、次にガス・水・電源の確認、それでもダメなら業者に相談。10年超なら交換も視野に入れて、焦らず落ち着いて対処してくださいね。